2009/09/12

0912 still on going...



Johnの4年越しの初のモノグラフである「the Floating World」が来月出版される。それにあわせて「IDEAでも特集を」と軽い気持ちで言ってしまったのが運のつきで、締め切りをすでに2週間過ぎて未だに入稿作業に追われている。グリッドなしで本文を組んでいるので、その日本語訳も当然グリッドがない。欧文が右から左にヨコ組で入り、和文がそれに呼応するようにタテ組で見開きを構成していく。正直読み進めていくと、迷宮に引き込まれていく感覚に襲われ、軽い目眩を感じる。(単に疲れているだけかもしれないけれど)棒組みで巻末にまとめればイイじゃんと思われるかもしれないが、そう簡単にもいかない理由があって今週末がひとつのヤマ場だ。

「tomato」というと、パンキッシュなデザインを割と自由にやってる集団と思われることが多く、それは実際の彼らの創作アプローチとは微妙にズレていて、もう少し本質的な事を紹介したいなあと常々思っていたのだ。今回のIDEAの特集はそういう意味でJohnの思想を中心に、tomato:Underworldその他の活動を割と実直に総括したものになっている(なるような気がしている)。

時間と空間を超えて広がる知識の延長線上に我々の存在があるとすれば、それをそのまま紙面に定着するという試みに近い。そして、それは河の流れのように紙面に置いた後も動き続けている。全144ページ、全てがうまくいけば10月に書店に並ぶハズだ。