2009/01/04


東京には、数えきれないくらいの人がいて、数えきれないくらいの町があるのに、どの人もどの町も、見分けがつかないほどよく似ていて、いくら歩いても、同じところにじっとしているような気がして、ちょうど海のような町なのです。どこにいても、みんなが道に迷っているのです
◆安部公房 「死んだ娘が歌った……」